研究課題/領域番号 |
20720067
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 比治山大学 |
研究代表者 |
武久 康高 比治山大学, 現代文化学部, 准教授 (70461308)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 日本文学一般 / 台湾 / 享受史 / 桃太郎 / 旧植民地 / 国文学 / 受容史 |
研究概要 |
本研究は、戦後台湾のサブカルチャーの分野において、「桃太郎」がどのように表現され、いかなる意味を担っていたのか調査したものである。結果、1960年前後には「桃太郎」が反共政策へと利用され、また、新たな物語を創造するための素材となっていたこと、1970年になると、「日本」との関連を示すために使われていることが分かった。一方、戦後日本で新たにつくられた「桃太郎」は、旧植民地の存在を忘却した上で成立していたことを指摘した。
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