研究課題/領域番号 |
20720096
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
宮 紀子 京都大学, 人文科学研究所, 助教 (60335239)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ペルシア語古写本 / 漢籍 / 抄物 / ユーラシア / モンゴル時代 / 大元ウルス / フレグ・ウルス / 東西交流 / フレグ・ウルス(イルハン国) / 『集史』 / ケシク / テュルク・モンゴル語 / 『書記規範』 / ペルシア語 / 集史 / アレグ・ウルス / 医学史 / Tanksuq namah / モンゴル / 旅行記 / 陰陽道 / 医学 / 和算 / 全真教 |
研究概要 |
13-15世紀にペルシア語、漢語等で著された文献を収集、当時の多言語辞書を利用して分析し、以下の新事実が判明。(1)モンケがフレグ大王のもとに常徳を派遣した目的は東西の薬草の名前の統一にあった(2)Nasira1-dinT丘siに中国の歴史と天文学を教えた医師の名は傅野(3)14世紀初頭にペルシア語に翻訳された中国の医学書Tanksuq namahの原本は李駒の『日希萢子脈訣集解』十二巻(4)和算の発展はモンゴル初期における東西学術交流の延長(5)ケシク制度の原型は旬奴に遡る(6)ブラルグチの重要性(7)クビライの宰相アフマドもブラルグチの長官(8)アフマド暗殺は江南の富の掌握をめぐる皇太子チンキムとの権力闘争の結果。
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