研究課題/領域番号 |
20720105
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
丸山 由紀子 東京外国語大学, 外国語学部, 研究員 (20401432)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 中世ロシア語 / 15世紀 / 双数 / 聖者伝 / 教会スラヴ語的要素 / 双数形 / ロシア教会スラヴ語 / エピファニイ・プレムードルイ / パホーミイ・ロゴフェート / ラドネシのセルギイ伝 / 国際情報交換 / ロシア / ロシア語 / ロシア語史 / エピファニィ・プレムードルイ / パホーミィ・セルプ / ペルミのステファン伝 / ラドネシのセルギー伝 / 貴族夫人モローゾヴァの物語 / 教会スラヴ語法 / モスクワ・ルーシ時代 / 歴史言語学 / 教会スラヴ語 / スラヴャニズム / 14-15世紀 |
研究概要 |
本研究では教会スラヴ語的要素の一つである双数形に焦点を当てて分析を行った。その結果、15世紀にロシアで成立したオリジナル聖者伝において、双数形の使用が想定されうる文脈における双数形(教会スラヴ語的要素)と複数形の使い分けは、語彙・文法的要因だけでなく、作品における各エピソードをより効果的に伝えるという作者の意図によっても決定されることが判明した。すなわち、教会スラヴ語的要素の用法に関する研究では談話的要因を考慮する必要があることが明らかとなった。
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