研究課題/領域番号 |
20720123
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 福岡女子大学 |
研究代表者 |
川野 靖子 福岡女子大学, 文学部, 准教授 (00364159)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2009年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 壁塗り代換 / 餅くるみ交替 / 格 / 動詞 / 意味階層 / locative alternation / 範疇的語義 / 場所格交替 / ニ格 / デ格 / 格体制 / 動詞意味論 / 位置変化 / 状態変化 / ヲ格 / 二格 |
研究概要 |
本研究の目的は、「壁にペンキを塗る/壁をペンキで塗る」のような交替現象が起こる仕組みを明らかにすることである。従来の理論では、交替を起こす動詞(ex.塗る)と交替を起こさない動詞(ex.付ける)の違いが十分説明できていなかったが、本研究では動詞の範疇的語義の階層性に着目した新しいアプローチを考案し、これによって両者の違いを説明した。 さらに本研究では、上述のアプローチが、いわゆる「壁塗り代換」だけでなく、他のタイプの交替現象にも適用できることを明らかにした。また、日本語だけでなく、英語の交替現象にも基本的に適用可能であるという示唆も得られた。
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