研究課題
若手研究(B)
節連結機能を持つ日本語「ば」,引用節を導入する日本語「みたいな」および日英語の可能表現の分析を中心に,「節と節にまたがる文法化」「補部節導入形式の文法化」の考察を行った。その結果,文法化には話し手と聞き手との相互作用が大きな影響を及ぼすことがわかった(間主観化)。また,人間のコミュニケーションの本質が文法化に及ぼす影響に加え,文法化には語彙的意味が主導する段階と構文的意味が主導する段階があるのではないかと仮説を立て,これを検証すべく,ケーススタディとして英語受動構文の発達を分析した。
すべて 2011 2010 2008 その他
すべて 雑誌論文 (5件)
阪大英文学会叢書『意味と形式のはざま』(英宝社,東京)
巻: 6 ページ: 139-150
意味と形式のはざま(英宝社)
ページ: 139-150
Osaka Literary Review 47
ページ: 1-18
内田聖二先生退職記念論文集(英宝社) 201202刊行予定