研究課題
若手研究(B)
本研究は、元殿様である大名華族と旧家臣である士族の両者の関係が地域社会の近代化に果たした役割の一端を解明しようとしたものである。この問題の事例研究として、旧柳河藩主家の当主立花寛治がなぜ旧藩領に農事試験場を建設したのかを検討した。その結果、この時期の大名華族は旧藩領の発展よりも国家の利益を優先する意識があったこと、また士族たちもその考えに理解があったことを明らかにした。
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日本史研究 576(掲載確定)
40017240759
日本史研究 (掲載確定, 印刷中)
日本歴史 723
ページ: 55-70
40016154617
日本歴史 723号