研究課題/領域番号 |
20720183
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 首都大学東京 (2010-2011) 大阪大学 (2008-2009) |
研究代表者 |
前田 弘毅 首都大学東京, 人文科学研究科, 准教授 (90374701)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | コーカサス / フロンティア / ガージャール朝イラン / ロシア帝国 / ディアスポラ / 通訳 / グルジア / アルメニア / 近代 / グルジア:アルメニア:イラン:ロシア / 帝国とフロンティア / 異文化接触 / 国際情報交換 / 通訳の歴史 / 近代史 / 越境 / 異化接触 / ロシア / イラン |
研究概要 |
本研究ではトビリシ出身のアルメニア系グルジア士族エニコロピアン(「言葉の箱」)家の活動に注目した。家学である書記・多言語能力を活かし、マヌーチェフル・ハーン(イラン皇帝の側近宦官)、ミハイル・ロリス=メリコフ(ロシア帝国内相)など、イラン・ロシア帝国双方の高官を輩出し、二カ国間関係でも活躍したが、同家の権力と政治基盤は19世紀コーカサス・フロンティア社会の到達点と限界を示していたことを明らかにした。
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