研究課題/領域番号 |
20720191
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
森 和 早稲田大学, 高等研究所, 研究員 (10367146)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 出土文字資料 / 東洋史 / 中国史 |
研究概要 |
「卜筮祭祷簡」の分析によれば、封君や大夫など戦国楚の貴族層の求めに応じて占卜を行っていた貞人には官名が付される者と姓名のみ記される者の2種類あり、貴族層との関係も一様ではない。また「卜筮祭祷簡」において「巫」字は祭祀対象としてのみ用いられており、実際に占卜や祭祀に従事する宗教的職能者とは用字の上で明確に区別されていた。これは戦国楚の宗教文化を担っていた巫祝集団の多様性とある種の分業体制の可能性を示唆している。
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