研究課題/領域番号 |
20720206
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
中村 豊 徳島大学, 埋蔵文化財調査室, 准教授 (30291496)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 結晶片岩 / 大陸系磨製石器 / 加工斧 / 原産地 / 弥生時代 / 柱状片刃石斧 / 石庖丁 / 眉山 / 高越山 / 藍閃石-塩基性片岩 / 比重 / 色調 |
研究概要 |
弥生時代の東部瀬戸内・近畿地方を中心に分布する結晶片岩製柱状片刃石斧には、緑色の塩基性片岩を利用したものと、藍閃石-塩基性片岩を利用したものとが存在する。前者は弥生前期、後者は弥生中期にみられる。それぞれの比重を計測した結果、藍閃石-塩基性片岩製柱状片刃石斧の原産地を徳島県眉山・高越山周辺であると推定し、同じく弥生中期の近畿地方にみられる塩基性片岩製も磨製石庖丁は和歌山産と推定した。
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