研究課題/領域番号 |
20720209
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
平田 健 明治大学, 文学部, 助手 (60459998)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 日本考古学 / 考古学史 / 太平洋戦争 / データベース / 考古学関係絵葉書 / 考古資料教材 / 文献集成 |
研究概要 |
本研究は出版物・雑誌掲載論文および絵葉書に基き、停滞期と評価されてきた太平洋戦争下の考古学的調査・研究の実態解明を目的とする。昭和4年から昭和30年に出版された刊行物の書誌情報を集成・分析した結果、学会組織や年度別出版物の内容構成において昭和20年の終戦を画期とすることはできず、また戦後に活発となる考古学研究は昭和初期以来の研究組織や、戦時下の発掘調査の蓄積が基底にあることが判明した。日本考古学史を公刊されている史料から再構築し、戦時下の考古学研究に対する従来の見解に対して一石を投じたことが、本研究の成果である。
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