研究課題/領域番号 |
20720214
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 国立歴史民俗博物館 |
研究代表者 |
村木 二郎 国立歴史民俗博物館, 研究部, 准教授 (50321542)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 歴史考古学 / 経塚 / 中世墓 / 石造物 / 聖地 / 石丁場 / 生産遺跡 |
研究概要 |
経塚の中には造営後100年以上もしてから、その周囲に墓地が展開する例がしばしば見受けられる。これは、経塚が惣供養塔と同様に聖地のシンボルと認識されていた証拠である。 経塚には様々な副納品が含まれるが、仏像あるいは鏡像が納められているケースがある。これらは必ず経巻と対等な位置に埋める。すなわち、経塚の経巻は仏=法舎利として埋納されており、経塚は擬似的なストゥーパと考えられる。経塚は地域社会に聖地を形成するきっかけとなった。
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