バブル経済崩壊後における都市再開発の展開とその意味

• 研究課題/領域番号: 20720223
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 人文地理学
• 研究機関: 法政大学
• 研究代表者: 小原 丈明 法政大学, 文学部, 講師 (70452258)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 都市再開発 / バブル経済 / 都市再生 / 旧国鉄用地 / デベロッパー / 地方自治体 / 国鉄清算事業団

研究概要

バブル経済崩壊後に実施された都市再開発の実施展開や問題点,戦略性を分析・考察した結果,以下のことが明らかとなった。第1に,都市再開発の種地となる旧国鉄清算事業団用地が処分されたことで,大都市内部における大規模な都市再開発,いわゆる「都市再生」を可能にした。第2に,バブル経済崩壊後に実施された都市再開発はそれ以前に計画・事業化されたものに過ぎず,鈍化してきている。そして第3に,各デベロッパーは特定の地区で都市再開発を実施することで,資本投下を集中させてきている。

研究成果

• [学会発表] バブル経済期以降の日本の都市再開発-市街地再開発事業の実施状況から- (2010)
  • 著者名/発表者名: 小原丈明
  • 学会等名: 人文地理学会都市圏研究部会第34回研究会
  • 発表場所: 立命館大学歴史都市防災研究センター
  • 年月日: 2010-01-30
• [学会発表] 戦後日本における都市再開発の展開 (2009)
  • 著者名/発表者名: 小原丈明
  • 学会等名: 平成21年度奈良大学地理学科特別講義
  • 発表場所: 奈良大学
  • 年月日: 2009-10-09
• [学会発表] 土地所有からみた都市の展開-近現代の大阪駅周辺- (2009)
  • 著者名/発表者名: 小原丈明
  • 学会等名: 人文地理学会歴史地理研究部会第117回研究会
  • 発表場所: 大阪市立大学梅田サテライト文化交流センター大セミナー室
  • 年月日: 2009-10-03
• [学会発表] 市街地再開発事業の実施状況からみる戦後日本の都市再開発の展開 (2009)
  • 著者名/発表者名: 小原丈明
  • 学会等名: 日本公共政策学会関西支部第14回例会(第83回関西公共政策研究会)
  • 発表場所: 京都府職員研修・研究支援センター
  • 年月日: 2009-09-05
• [学会発表] 市街地再開発事業の実施状況からみる戦後日本の都市再開発の展開 (2009)
  • 著者名/発表者名: 小原丈明
  • 学会等名: 日本公共政策学会関西支部第14回例会(第83回関西公共政策研究会
  • 発表場所: 京都府職員研修・研究支援センター
  • 年月日: 2009-09-05
• [学会発表] 琵琶湖岸における不法占用の実態と行政の対応 (2008)
  • 著者名/発表者名: 小原丈明
  • 学会等名: 日本都市学会第55回大会
  • 発表場所: 神戸国際会館
  • 年月日: 2008-10-25