研究課題/領域番号 |
20720245
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
田村 和彦 福岡大学, 人文学部, 准教授 (60412566)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 中国研究 / 生死学 / 社会人類学 / 文化人類学 |
研究概要 |
本研究は、中国の葬儀改革を考察するものであり、その際に人類学的手法を用いて、地域の殯儀館(セレモニーセンター)で働く人々に注目することに特色があった。現代中国では、旧来の葬儀にまつわる慣習を「封建的」と位置づけ、これを改革するために、厳しい葬儀に関する政策の作成およびその実施機関である殯儀館運営を行っている。本研究では、こうした現政権の施策によって、殯儀館が政策と遺族を媒介する位置を占め、両者を調整し、政策的画一性を保持しつつも葬儀に関する行為や観念の多様性を生み出す結果となっていることを明らかにした。
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