私人間における人権保障の現代的再検討

• 研究課題/領域番号: 20730013
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 公法学
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 中林 暁生 東北大学, 大学院・法学研究科, 准教授 (70312535)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: 憲法 / 人権 / アメリカ憲法 / 給付と人権 / 表現の自由 / ステイト・アクション / パブリック・フォーラム / 公私 / 給付 / 違憲な条件の法理

研究概要

本研究の問題意識は, 「規制と給付の二分論」を「人権総論」の中に組み込んだとき, 従来人権総論の名の下で論じられてきた"私人間における人権保障"という論点がいかなる変容を遂げるのか, というものである。このような問題意識から, 本研究は, アメリカ合衆国において「規制と給付の二分論」が克服されていく過程についての研究, 「ステイト・アクション」論及び「パブリック・フォーラム」論の研究を行った。

研究成果

• [雑誌論文] 集会と表現 (2012)
  • 著者名/発表者名: 中林暁生
  • 雑誌名: 法学セミナー 巻: 684号 ページ: 76-82
• [雑誌論文] 権利と特権 (2011)
  • 著者名/発表者名: 中林暁生
  • 雑誌名: 法学セミナー 巻: 683号 ページ: 72-76
• [雑誌論文] 表現する場を提供する国家 (2011)
  • 著者名/発表者名: 中林暁生
  • 雑誌名: ジュリスト 巻: 1422号 ページ: 94-98
• [雑誌論文] 「政府の言論の法理」と「パブリック・フォーラムの法理」との関係についての覚書 (2011)
  • 著者名/発表者名: 中林暁生
  • 雑誌名: 季刊企業と法創造 巻: 27号 ページ: 88-92
• [雑誌論文] 「政府の言論の法理」と「パブリック・フォーラムの法理」との関係についての覚書 (2011)
  • 著者名/発表者名: 中林暁生
  • 雑誌名: 季刊企業と法創造 27号
• [雑誌論文] 表現する場を提供する国家 (2011)
  • 著者名/発表者名: 中林暁生
  • 雑誌名: ジュリスト 1422号 ページ: 94-98
• [雑誌論文] 伝統的パブリック・フォーラム (2010)
  • 著者名/発表者名: 中林暁生
  • 雑誌名: 法学 巻: 73巻6号 ページ: 188-208
  • NAID: 40017027154
• [雑誌論文] 伝統的パブリック・フォーラム (2010)
  • 著者名/発表者名: 中林暁生
  • 雑誌名: 法学 73巻6号 ページ: 188-208
  • NAID: 40017027154
• [雑誌論文] 違憲な条件の法理の展開(一) (2009)
  • 著者名/発表者名: 中林暁生
  • 雑誌名: 法学 巻: 73巻4号 ページ: 1-29
• [雑誌論文] 違憲な条件の法理の展開(一) (2009)
  • 著者名/発表者名: 中林暁生
  • 雑誌名: 法学 73巻4号 ページ: 1-29
• [雑誌論文] 違憲な条件の法理の展開(一) (2009)
  • 著者名/発表者名: 中林暁生
  • 雑誌名: 法学 73巻4号(刊行決定)
• [図書] 「パブリック・フォーラム」, 『表現の自由I-状況へ』 (2011)
  • 著者名/発表者名: 中林暁生
  • 出版者: 尚学社
• [図書] 表現の自由I-状況へ (2009)
  • 著者名/発表者名: 駒村圭吾=鈴木秀美編
  • 出版者: 尚学社(刊行決定)