研究課題
若手研究(B)
公務員の職務遂行に際しての不適切な行為や不作為が原因となり国民の死傷結果が発生した事件・事故につき、公務員個人の刑事責任の適正な根拠と限界を探究し、それによってその責任の不当な拡張を防止するために、刑法理論上検討する必要のある問題のうち、作為犯と競合する不作為の評価(正犯か共犯か、その区別の基準)、過失犯における正犯と共犯の区別、過失犯の共同正犯の肯否・要件などに関する日独の議論を分析した結果、とくにわが国において注目される複数の重要な判例に対して、理論的な検討を深めることができた。
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判例セレクト2010[I](法学教室365号別冊)
ページ: 29-29
判例セレクト2010[1] (法学教室365号別冊
判例セレクト2010[I]
巻: 365号別冊 ページ: 29-29
平成20年度重要判例解説
ページ: 172-173