研究課題
若手研究(B)
ドイツの事例を中心に大連合政権の形成と運営について研究した。大連合形成の構造的要因視されてきた分割政府状態は、連邦与野党のいずれもが連邦参議院の過半数を掌握できない不完全なものがドイツでの最頻パターンであった。キージンガー大連合政権の形成は政治的打算に左右され、政権運営も喫緊の課題解決に傾斜していた。メルケル大連合政権では、財政均衡重視の姿勢が政権を支える一方、セーフティーネットの構築をめぐる対立が存在していた。
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労働と福祉国家の可能性:労働運動再生の国際比較
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年報政治学:民主政治と政党制度
ページ: 303-321
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Kobe University Law Review Vol.42
ページ: 13-27
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新川敏光・篠田徹(編),『労働と福祉国家の可能性:労働運動再生の国際比較』,ミネルヴァ書房
日本政治学会(編)『年報政治学:民主政治と政党制度』
Kobe University Law Review 第42巻