研究課題/領域番号 |
20730131
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
理論経済学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
花薗 誠 名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 准教授 (60362406)
|
研究協力者 |
渡辺 安虎 ノースウェスタン大学, ケロッグ経営大学院, 助教授
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 長期的関係 / 関係的契約 / インセンティブ / 情報 / 交渉 / 情報の集約 / 金融契約 |
研究概要 |
長期的関係下のインセンティブ契約に関係する論点の中で、特に契約当事者間の情報の非対称性による取引費用の発生する条件を導いた。契約の対象となる事業の収益性についての情報精度と契約交渉時の時間選好率がカギとなり、情報精度が中程度でかつ時間選好率があまり高くない状況では、契約時の交渉での非効率的な合意による取引費用が比較的大きいこと、および情報精度が高まると効率的な合意に近づき、取引費用は小さくなることを示した。
|