研究課題/領域番号 |
20730139
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
理論経済学
|
研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
中川 竜一 関西大学, 経済学部, 教授 (60309614)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | マクロ経済学 / 金融政策 / 金融市場の効率性 / 生命保険 / 銀行 / 横並び行動 / 適応的学習 / 均衡の一意性 / 銀行の横並び行動 / 総需要の利子弾力性 / インフレ・ターゲッティング |
研究概要 |
本研究では、金融市場の効率性が低下したときに中央銀行がどのような金融政策にコミットすべきかを分析した。その結果、次のことが明らかとなった。第1に、金融政策は、金融市場の効率性が低下するにつれて経済に限定的な効果しかもたなくなる。第2に、日本の貸出市場では金融機関の横並び行動が強く、金融市場の効率性を低下させていた可能性がある。第3に、1990年代以降の経済データによれば、利子率コントロールによる金融政策の経済的効果は低下していた可能性がある。
|