研究課題/領域番号 |
20730174
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 旭川大学 |
研究代表者 |
大野 成樹 旭川大学, 経済学部, 准教授 (50333589)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ロシア経済 / 金融制度 / 経済成長 / ロシア / ベクトル自己回帰モデル / ベクトル誤差修正モデル / 株式市場 / 原油価格 |
研究概要 |
本研究は、ロシアにおける金融制度と経済成長との関連を分析し、以下の点を明らかにした。(1)企業間金融においては、バーター取引の再生産可能な条件、(2)金融機関の収益の相違においては、外国銀行の技術的効率性が国内銀行よりも高いこと、(3)金融市場と経済成長との関連、具体的には(a)為替市場と株式市場の関連においては、1998年ロシア通貨危機と2008年世界金融不況とでは、為替レートと株価の因果性が異なること、(b)原油先物市場と株式市場の関連においては、中国、インド、ロシアの実質株式収益率は石油価格に対して統計的に有意な正の反応を示すこと、(c)貨幣供給および貸出と経済成長の関連においては、M2・GDP比から経済成長への因果性が見られる一方、経済成長から貸出・GDP比への因果性が見られること。
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