研究課題/領域番号 |
20730193
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
大村 真樹子 明治学院大学, 経済学部, 准教授 (80397835)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 保健衛生教育 / 公衆衛生 / 寄生虫罹患 / 経済政策 / 貧困児童 / 経済統計 |
研究概要 |
バングラデシュ農村部における投薬・衛生教育プログラムに関する既存データの研究では、投薬効果はプロジェクト実施中及び終了直後に確認された。衛生教育効果に関しても、プロジェクト直後にはその効果は確認されたものの、プロジェクト終了後には以前の知識レベルに戻っており、期待された教育効果の持続性は確認されなかった。対費用効果性に関しては、投薬の方が圧倒的に安価であった。しかしながらこれは、既存研究の結果からも、また保健衛生教育の提供方法が比較的高額であったため、予想されていた結果である。しかし、この結果から直ちに衛生教育が無駄であるとは言えず、持続的健康改善を達成するには、やはり人々の意識変革が必要となるであろう。そのためには、どのような衛生教育の方法が適しているのか、今後模索する必要があると考えられる。
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