研究課題/領域番号 |
20730205
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
加納 隆 東京大学, 大学院・経済学研究科, 講師 (90456179)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 為替レート / 国際マクロ経済モデル / 動学的確率的一般均衡モデル / 不完全情報 / 周波数解析 / ベイズ統計 / 輸送費 / 一物一価の法則 / 実質為替レート / 財輸送の離散選択 / 輸送費の距離弾力性 / サンプルセレクションバイアス / 構造推定 / 動学的一般均衡モデル / 学習効果 |
研究概要 |
第1の成果は、外国為替レートの変動における中央銀行の政策に対する市場参加者の不完全情報の役割を、動学的確率的一般均衡モデル(DSGE)の枠組みのなかで理論的に考察し、「金融政策ショックに対する為替のdelayed overshooting puzzle」を理論的に導出した。 第2にDSGEモデルのベイズ統計的アプローチにより消費の習慣形成がある小国開放経済モデルの推定を行い、さらには周波数領域における新しい実証的評価方法を開発した。 第3に地域間価格差における輸送費の役割を、日本の青果物卸売価格のマイクロデータを用いて分析し、過去の研究より大きな輸送費の役割を観察した。
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