研究課題/領域番号 |
20730248
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
秋山 高志 福島大学, 経済経営学類, 准教授 (80457283)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 組織間関係 / ネットワーク / 企業グループ / 系列 / ネットワークへの埋め込み / 組織学習 / 知識創造 / 生産管理 |
研究概要 |
本研究では、日本の建設会社の系列ネットワークを、自動車メーカーや電気機器メーカーの系列ネットワークと、組織間学習の視点から定量的及び定性的に比較・分析した。 定量的には、大手建設会社とサプライヤーから構成されるネットワークに対して社会ネットワーク分析を実施し、ネットワークの凝集性やそれに所属するサプライヤーの自律性、情報媒介性を分析した。そして、これらの指標を既存研究に於ける自動車業界や電気機器業界のネットワークのそれと比較し、その相違点を明らかにした。 定性的には、建設業界及び自動車業界に於いて、組織変革や業務改革、新規地域への進出といった非定常期に於ける組織行動が制度化されている程度を分析し、両業界に於いて変革や改革が安定的に成功する度合いを比較した。 以上の結果、建設業界が自動車業界や電気機器業界に対して労働生産性に於いて劣る原因は、組織間ネットワークの量や構造というよりもむしろその質に問題があることが確認できた。さらに、その質の一要因として、労働者個人のパフォーマンスを最大限に活かすための制度化が、自動車業界や電気機器業界に比較して建設業界では遅れ、優れた変革推進者の個人パフォーマンスに依存する傾向が高いことが認識できた。
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