研究課題
若手研究(B)
本研究は,わが国の2000年以降の会計処理方法の変更について詳細な実態分析を行い,会計処理方法と業績との関係,特に利益平準化(同時にビッグ・バス)を検証している。会計処理方法の変更を行った企業とそうでない企業を比較すると,変更前でも後でも,行った企業は,そうでない企業と比較して,税金等調整前当期純利益が有意に低かった。しかし税金等調整前当期純利益の変化率はそうでない企業より高い。利益平準化仮説は,経営者交代,規模,監査法人,財務的困窮度及び負債比率を考慮しても,おおむね支持された。
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研究年報経済学 69
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会計プログレス
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会計プログレス 9
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