研究課題/領域番号 |
20730329
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
伊藤 智樹 富山大学, 人文学部, 准教授 (80312924)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | セルフヘルプ・グループ / 自己物語 / ナラティブ / ナラティヴ / ナラディヴ / 物語 / 病いの語り(illness narrative) |
研究概要 |
一人の患者に密着する形での長期的なフィールドワークを行なった。診察室での医師とのやりとりや、講演活動(体験談)などを記録し、病いの語りを分析した。その結果として、医師によるはたらきかけが生存への呼びかけとして解釈できること、また、講演で語られる自己物語が徐々に変化しており、その呼びかけに彼なりに答えようとするものであることが明らかとなった。しかし、こうした生存への呼びかけとそれに応えようとする営みが行なわれたが、彼は最終的には人工呼吸器を採用せず亡くなった。ここには、現在の社会においてもなお根深く残るALSの生き難さが端的に表れている。
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