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「女性職」の職場組織におけるワークライフバランスの実現可能性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20730352
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 社会学
研究機関日本大学

研究代表者

小谷 幸  日本大学, 生産工学部, 助教 (30453872)

研究期間 (年度) 2008 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
5,426千円 (直接経費: 4,174千円、間接経費: 1,252千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,396千円 (直接経費: 1,074千円、間接経費: 322千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード組織 / 看護職 / ジェンダー / ワーク・ライフ・バランス / 柔軟な勤務体系 / ワークライフバランス
研究概要

本研究は、「女性職」である看護職の職場組織において、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた組織文化の変容可能性とそのメカニズムを、特に柔軟な勤務体系に着目することを通じて明らかにすることを目指している。この目的を達成するため、(1)文献研究、(2)理論的枠組みの構築を行った。
看護職場における先行研究からは、看護職は長時間勤務に従事しており、結婚・出産を機とした離職者が多く、就業を継続した場合には(1)日勤のみのパートタイマーでの外来勤務、もしくは(2)産休復帰後より病棟勤務で交代制勤務に従事するといった二極化がみられること、その背景として、組織内において「男性の正規従業員」モデルを「あるべき姿」としてきた組織文化がみられることがわかった。
こうした組織文化がいかに構築されてきたのかを解明するために、二つの分析視角を重視して方法論を組み立てる必要性を主張した。(1)女性看護職の間にある差異のパターンを検討するために、R.コンネルの「差異への注目から関係への注目へと転換を図る」との主張を取り入れる。(2)家族内でのケア責任を分析枠組みに組み入れるために、ライフの中でペイドワークを位置づけ、調和させる視点を採用する。

報告書

(4件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

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