研究課題
若手研究(B)
本研究では、アタッチメント理論の視点から、ニートの「対人的問題」と「仕事への意識・態度」との関連を実証的に検討した。社会的ひきこもり経験のあるニート男性7名に対して面接調査を行った結果、次の2点が示唆された:(1)彼らは、母親の養育態度を、過保護であるが、ケア(e.g.,温かさ、共感)の要素は少ないと認知していた。(2)社会とのつながりが増える場面(e.g.,就職、進学)では、(家族内というよりも)家族外のアタッチメント関係(e.g.,友人、先生)が重要な役割を果たす可能性がある。
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他者の愛着スタイルを認識することは可能なのか?-愛着スタイル尺度における自己評定と他者評定の一致度の検討-パーソナリティ研究 19
ページ: 146-156
パーソナリティ研究
巻: 19巻 ページ: 146-156
130000442493