研究課題/領域番号 |
20730454
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 白百合女子大学 |
研究代表者 |
御園生 直美 白百合女子大学, 文学部, 助手 (50433850)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 里親 / 里子 / 社会的養護 / ピアグループ / 児童虐待 |
研究概要 |
里子の家族観の検討から、自立を意識する時期は愛着対象や安全基地の喪失を想起することから、不安を高めやすいことが明らかとなった。同時にこの時期は自己の問い直しが起こり、家族認識の再構築が行われる一方で、新たな関係性の構築や修復が難しい場合には、措置変更につながる可能性も高まることも示唆された。里子支援では、ピアグループへの参加が、相対的、客観的に自分自身を捉える視点を得るという点で効果的であった。特に里子会スタッフとの交流は現実感を伴った自立後のロールモデルとして機能し、自立への不安を緩和することが明らかとなった。
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