研究課題/領域番号 |
20730458
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 椙山女学園大学 |
研究代表者 |
安立 奈歩 椙山女学園大学, 人間関係学部, 講師 (70379519)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 青年期心性 / 現代日本の時代性 / 経年変化 / 縦断的研究 |
研究概要 |
質問紙調査より、90年代よりも2000年代の青年は、同一性拡散や対人関係・自尊心の苦しみが減ったことが示された。これを精神的に健康になったと見るか解離が進んだと見るかは議論の余地がある。また2000年代の青年は、空想や内省が苦手かつ解離傾向が高いほど、対人関係・自尊心の苦しみが高まることが示された。さらに質的調査より、2000年代の青年のうち内面と表現がうまくっながらない者は表現に傍さを抱える可能性が示された。適度に解離することと一貫した自分をもっことに関し、どのようなあり方を精神的に健康と見るかは継続的に考えたい。
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