研究課題
若手研究(B)
(1)平面内の摩擦を生じる媒質を伝播する波を表す方程式(偏微分方程式)の数学解析を行い、(1)(ある条件のもとで)摩擦の効果によって波が散乱されること、(2)散乱された波のデータから媒質中の摩擦係数を(ある条件のもとで)一意に同定できること、を証明した。(2)棒状の弾性体の振動を表すモデル方程式(非線形波動方程式)の数学解析を行い、棒の両端での計測データから物体の特性を表す物理係数を一意に同定できることを証明した。
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数理解析研究所講究録別 B16巻
ページ: 175-194
数理解析研究所講究録別冊
巻: B16 ページ: 175-194
Seminar Notes of Mathematical Sciences 12巻
ページ: 216-224
INVERSE PROBLEMS Vol.25
Senubar Notes of Mathematical Sciences 12