研究課題
若手研究(B)
本プロジェクトは、現実のクォーク質量を用いて、アップクォーク、ダウンクォークとストレンジクォークの動的効果を考慮した2+1フレーバーの格子QCD数値計算を実行すること、及び物利点上での物理量計算を目的としている。従来の格子QCD数値計算では、クォーク質量を現実の値より遥に大きい領域で幾つか計算し、物理点へ外挿していた。問題は、その外挿による系統誤差が大きく、物理量に常に大きな不定性を残していたことである。本研究では、直接物利点の数値計算を実行し、外挿による系統誤差を取り除き、より精密な物理量の計算を目指した。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (6件) 備考 (4件)
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http://www.ccs.tsukuba.ac.jp/PACS-CS/LQCD/