研究課題
若手研究(B)
本研究ではNvidia社のグラフィックカード(GPU)を用い、格子QCD計算のクォークソルバーをGPUで計算するプログラム開発した。1CPUを用いるこれまでの方法に比べて1枚のGPUを使うことで7~10倍の高速化が得られた。ブロック化したソルバーに含まれる独立な線形問題を各GPUに割り当てる算法を開発し、複数GPUによる並列計算を可能にした。これを用い10フレーバーSU(3)ゲージ理論の結合定数の計算を行った。複数のPCのGPUを用いる並列加法的シュワルツ法による前処理法を開発したが、通信が律速となり良い結果が得られなかった。
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Physical Review D (掲載決定)
Physical Review D
巻: (掲載決定)
PoS LATTTICE2010 036
PoSLATTICE2010 325
Proceedings of Science
巻: (PoS LATTICE2010)
Proceedings of Science PoS(LAT2009)
ページ: 0661-7
Physical Review D 80
ページ: 0545021-17
Physical Review D 79
Physical Review D 78
http://theo.phys.sci.hiroshima-u.ac.jp/~ishikawa/cudaqcd.html