研究課題/領域番号 |
20740206
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
|
研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
河野 昌仙 独立行政法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, MANA研究者 (40370308)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 強相関系 / スペクトル関数 / 厳密解 / 準粒子 / 分数電荷 / フェルミ統計 / ストリング解 / 集団励起 / 1粒子励起スペクトル |
研究概要 |
1次元の分数量子数をもつ準粒子が鎖間プロセスによって高次元の整数量子数をもつ準粒子へとどのように移り変わっていくのかを、厳密解と鎖間弱結合理論を用いて調べた。その結果、分数量子数をもつ準粒子は鎖間プロセスによって結合状態を形成することがわかった。こうして得られた準粒子によって、フラストレートした異方的2次元反強磁性体の磁場中で観測されていた異常な動的性質を統一的かつ定量的に説明することができた。
|