研究課題/領域番号 |
20740240
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山口 毅 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助教 (80345917)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 電解質溶液 / 電気伝導度 / イオン会合 / モード結合理論 / 分子シミュレーション / 誘電緩和 / 積分方程式理論 |
研究概要 |
低誘電率溶媒中の電解質のモル電気伝導度の濃度依存性にしばしば見られる極小の存在が、イオン会合を考慮しなくても、モード結合理論により動的な機構で説明されうることを理論的に明らかにし、ブラウン動力学シミュレーションにより、理論で示された機構に従ってモル電気伝導度極小が現れることを示した。また、本研究で提案した機構に特徴的な、濃度増加に伴う電気伝導度分散の緩和周波数の増加が、実際の系でも見られることを、マイクロ波反射法により実験的に示した。
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