研究課題/領域番号 |
20740243
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 神戸大学 (2011) 大阪大学 (2008-2010) |
研究代表者 |
冨樫 祐一 神戸大学, 大学院・システム情報学研究科, 講師 (50456919)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 生物物理学 / 分子機械 / 細胞 / 超分子混雑 / 自己組織化 / 反応拡散系 / 位相振動子系 / 時空間パターン / 酵素反応 / 数理モデル / シミュレーション |
研究概要 |
細胞の活動は主として化学反応により維持されている。ところが、細胞内は、タンパク等の高分子で非常に混雑し、膜・細胞骨格などの構造や、酵素をはじめ動き(構造変化)を通じて機能する分子機械が存在するなど、特異な環境にある。このような、これまでの研究で捨象されがちであった細胞内環境の特徴が、反応過程にどのような影響を及ぼしうるかを考察した。反応が活発に起こる領域と不活性な領域との分離など、分子混雑と分子機械の動きの双方が関与した時空間パターンが観察され、細胞内における分子の「動き」の重要性が示唆された。
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