研究課題
若手研究(B)
本研究では,数Hz以上の地震波の最大振幅から非弾性減衰構造を推定する手法を構築し,東北日本及び北部伊豆小笠原弧に適用した.東北日本の前弧側は概ね弱い減衰を示し,第四紀火山下や本州弧とクリル弧の衝突帯付近で減衰が強いことが明らかになった.北部伊豆小笠原弧では第四紀火山下で減衰が強く,前弧側は東北日本前弧側よりも弱い減衰を示すことを新たに解明した.独立成分分析により,内部減衰や速度ゆらぎは第四紀火山下や衝突帯の構造を特徴づける重要な物理量であることが示された.
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Journal of Geophysical Research 116
Journal of Geophysical Research
巻: 116
Geophysical Journal International. 178
ページ: 1437-1455
Geophysical Journal International Vol. 178