研究課題
若手研究(B)
比較的簡便ながら水平高解像度の海洋の数値モデルを用い,観測の成層に近付けることで再現されてきたオホーツク海での成層によって,日本での渦や輸送がどの程度変わるかを検討し,日本東沖で渦による輸送が与える成層の具合によって大きく違う様子を示した.一方で,漂流型フロートの観測データから,強い渦が存在する場合, 表層でより深い混合層が発達することを示した.この結果は,数値モデルによって再現された渦生成の違いが表層での混合層生成へと影響を与える可能性を示唆している.
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Journal of Oceanography
Journal of Oceanography(doi:10.1007/s10872-011-0049-9) in press