研究課題
若手研究(B)
岩石間隙水中の溶存Siの拡散係数と化学形態との関係を調べるために,砂岩と流紋岩を用いて,pH6,9.5,11において透過拡散実験を行った.溶存Siの拡散係数と共に,K^+,Cl^-の拡散係数も測定した.pHが上がるに連れて,溶存Siの有効拡散係数は増大し,K^+,Cl^-の値に近づいた.pHが上がると,負に帯電した間隙表面に溶存Siが収着しにくくなることが,pHによって拡散係数が変化した理由の一つである可能性がある.
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Journal of Geophysical Research 114