研究課題/領域番号 |
20740310
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
|
研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
川畑 博 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部ダイナミクス領域, 技術研究副主任 (90392943)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 剪断歪 / マグマ / 岩石組織 / 組織 / 粒子間相互作用 / 残液濃集層 / 溶岩流 |
研究概要 |
火山岩組織の記載と数値シミュレーションによって、剪断歪に伴う高結晶度マグマの組織変化を明らかにした。板状結晶を含むマグマの組織は次の2つの要因に支配される。1つめは、板状結晶の方位と最大圧縮応力軸との幾何学的関係であり、2つめは結晶-液体、結晶-結晶間の相互作用である。前者は、局所的な結晶濃度を支配し、後者は剪断にともなう結晶回転の角速度を変化させる役割をもつ。結晶量や結晶間相互作用の増加が、結晶クラスターの成長を促進し、その結果としてメルトが結晶クラスター間へ絞り出されることがわかった。
|