研究課題
若手研究(B)
2次元Particle-In-Cell法にて,負イオン源引き出し領域のポテンシャル計算を行った.結果,イオン源へのビーム引き出し電場がイオン源内のプラズマへ染み出す,実験と同様の傾向を確認した.さらにこの計算結果を参考にして,3次元Monte Carlo法によるH^-の軌道計算を実施した.結果として,実験で得られた引き出し確率を非常に精度良く再現するモデルの構築に成功した.H^-の引き出しには,ビームに対して垂直方向のポテンシャル構造が,最重要な要素となっていることを明らかにした.
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Review Scientific Instrument 81
Review of Scientific Instrument 81