研究課題/領域番号 |
20750050
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
竹本 真 大阪府立大学, 理学系研究科, 講師 (20347511)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | カーバイド錯体 / クラスター / フィッシャー・トロプシュ反応 / メチレン錯体 / メチリジン錯体 / 表面カーバイド / カーバイド / 遷移金属錯体 / フィッシャー・トロプシュ / イミド錯体 / ガルベン錯体 / フィッシャートロプシュ反応 / 金属一炭素多重結合 / カルベン錯体 / アルキリジン錯体 / クラスター錯体 |
研究概要 |
平面三配位構造の炭素原子はグラファイトや種々の有機物中に普遍的に見られる構造であるが、3つの遷移金属に結合した三配位炭素の観測例はなかった。本研究ではこの特異な構造を特徴とする三配位カーバイド錯体の合成と構造決定に初めて成功するとともに、その炭素原子が遷移金属のd軌道とπ結合を形成していることを明らかにした。さらに、この三配位カーバイド錯体が、固体触媒表面に生成した原子上炭素種の挙動を解明するためのモデルとして利用できることも見出した。
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