研究課題
若手研究(B)
多関節系の運動をリーマン距離の観点から力学的・数学的に特徴づけ,これを利用し,多関節運動の慣性誘発効果(慣性,コリオリ,遠心力のみによる運動効果)の度合いを計測する「慣性誘発度メジャー」を構築した.このメジャーにより人間の運動を解析したところ,運動途中で慣性誘発運動に近い傾向を示し,この結果は人間が慣性誘発効果を利用するように自身の身体(多関節系)を協応させて動かしているとの示唆をもたらした.さらに,この力学解析を踏まえ,慣性誘発効果を利用した多関節ロボットの運動制御法を設計した.
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SICE Journal of Control, Measurement, and System Integration Vol.2,No.2
ページ: 107-116
10031152629
SICE Journal of Control, Measurement, and System Integration 2