研究概要 |
建設廃棄物や他産業から排出された廃棄物を地盤材料として使用する場合に,微量に含まれる重金属等の有害物質の長期的挙動を把握するための室内試験方法の検討,および溶出試験での溶出量を現場での溶出挙動への解釈,モデル化手法の検討を行った。具体的には,(1)廃コンクリート再生砕石の路盤材利用時の微量有害物質の環境侵入挙動のモデル化,(2)焼却灰埋立海面処分場特有の環境条件下における重金属の移動性を評価するための室内溶出試験法の検討,(3)自然由来重金属を含有する掘削岩石の溶出挙動に及ぼす試験方法の影響,の3つのサブテーマについて実験的に検証を行った。
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