研究課題/領域番号 |
20760362
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
井上 大介 大阪大学, 工学研究科, 特任研究員 (70448091)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | レチノイン酸受容体 / アゴニスト作用 / 環境レチノイド / 水環境 / 河川水 / 下水 / レチノイン酸 / 4-oxo-レチノイン酸 / 酵母two-hybrid法 / 固相抽出 / 高速液体クロマトグラフィー |
研究概要 |
本研究では、レチノイン酸(RA)受容体(RAR)にアゴニスト作用を示し、多様な脊椎動物に生体影響をもたらす可能性のある環境レチノイドによる水環境汚染とそれに伴う生態リスクの可能性を明らかにするため、汚染実態調査と原因物質の特定を試みた。その結果、(1)環境レチノイド汚染は水環境中に普遍的に存在していること、(2)下水中の環境レチノイドは天然のRA類とその代謝物であること、(3)現在の汚染レベルでは野生動物に悪影響が生じる可能性は高くないことが明らかになった。
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