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文化的な景観保全のための環境の指標化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20760404
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

是澤 紀子  名古屋工業大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (40431978)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード景観 / 保存 / 神社 / 伝統的建造物群保存地区 / 断層 / 気候 / 保全 / 環境 / 植生 / 歴史的建造物
研究概要

本研究では、神社及び集落の立地景観について、周辺の断層や土地本来の気候植生等に基づく自然環境条件との相関を明らかにすることによって、建築と周辺環境による景観を一体的に保全していくために、そこにある土地の潜在力として考慮すべき環境指標について整理検討を行った。断層付近の神社に着目すると、異なる地質の境界付近に立地するものが多く、中でも「軟弱地盤」に立地する神社の存在は無視できないことを指摘した。神社が有する背後の緑地とともに一体的に保全されることにより、土地の性質を示すランドマークとして評価できる可能性がある。気候や植生に関しては、建築と周辺環境の一体的な保全が試みられている伝統的建造物群保存地区を取り上げ、暴風雨に対する石垣など職人技術と結びつき維持管理が蓄積した景観のみならず、崩壊と再生を前提としながら所有者自身がそのつど維持管理をしてきた建造物からなる地域の景観があり、いずれも環境の指標が見出せることを示した。維持管理そのものが土地本来の環境指標の認識と継承に繋がることから、景観保全にあたっては、失われつつある後者の継承手法を含めた保存計画が望まれる。

報告書

(4件)
  • 2010 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 長野県上伊那北部における断層周辺の神社の立地景観に関する考察2009

    • 著者名/発表者名
      加藤三紀彦・是澤紀子
    • 学会等名
      日本建築学会学術講演会
    • 発表場所
      東北学院大
    • 年月日
      2009-08-28
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] 長野県上伊那市北部における断層周辺の神社の立地景観に関する考察2009

    • 著者名/発表者名
      加藤二紀彦・是澤紀子
    • 学会等名
      日本建築学会大会(東北)学術講演会
    • 年月日
      2009-08-26
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

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