研究課題/領域番号 |
20760415
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
小野 尋子 琉球大学, 工学部, 助教 (20363658)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,411千円 (直接経費: 1,855千円、間接経費: 556千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 461千円 (直接経費: 355千円、間接経費: 106千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 沖縄集落 / 基地接収 / 御嶽(うたき) / 腰当森(くさてぃむい) / 跡地利用計画 / 沖縄 / 御嶽 / 集落地理 / 民俗空間 / 空間変容 / 腰当森 / 沖縄の祭祀空間 / 集落空間 |
研究概要 |
沖縄の御嶽(うたき)を中心とする民俗空間は、自然拝みと先祖崇拝が渾然一体となった非常に特徴的な空間であるが、沖縄県内にある大多数の改変された民俗空間は開発調整にあたっての保全の位置づけも実際の行政指導や調整の過程では実質的な保全の手立てを持たないままの状態であった。 本研究では、都市的開発圧力の強い沖縄本島中南部に位置する基地移転集落に着目し、設計協議過程の議論や実現された空間の実測を行うことにより、戦後から現在までに地域住民のなかでどのように解釈され継承されたのかを明らかにした。その結果、風水の方位に関わる空間感覚、高所に対する神聖感、「火の神(ひのかん)」「根家(にーや)」など先祖崇拝に直接関与するものは継承されたものの、拝みや禁忌性を介した自然との精神的な関わりは変質してしまったことが明らかとなった。
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