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中世禅宗寺院の塔とその意味に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20760427
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 建築史・意匠
研究機関東京芸術大学

研究代表者

野村 俊一  東京芸大, 美術学部, 助手 (40360193)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード禅宗 / 寺院 / 塔 / 意味 / 禅院 / 建築 / 中世
研究概要

本研究の目的は、中世の禅院における塔の実態とその意味を、文献史料・絵図・文化財・跡地を調査することで、多角的に明らかにすることである。中世における禅院の塔を網羅的に検討し、その意味を考察するにあたり、文献史料の検討にくわえ、禅院を描いた絵図の検討と、文化財および跡地にみる遺構や周辺環境の検討といった、大きく二つの主題から考察してゆく。それにあたり平成20年度は、研究に関する資史料の収集および整理に重点をおき、既に入手している史料および関連する先行研究の整理を実施した。くわえて、文化財修理報告書・文化庁保存図面を事前に調査、検討したうえで、全国における禅院の塔の分布および残存状況、それぞれの特質と規模を確認、整理した。これに関連して、今年度は大慈恩寺・胎蔵寺・大山寺(千葉県)、長興寺・三明寺・東観音寺・観音寺・安国寺・薬師堂(愛知県・岐阜県)、大宝寺・本山寺・善通寺・讃岐国分寺・光勝院・切幡寺・最御崎寺・土佐国分寺・吸江寺・善光寺(愛媛県・香川県・徳島県・高知県)、明王院・安国寺・浄土寺・天寧寺・不動院(広島県)における遺構や跡地において、実測ならびに撮影を行った。
以上、今年度は今後の研究に用いるための資史料収集と図化作業を中心に実施した。くわえて、今回の研究で得られた史料の一端を用いて、学会などの機会を利用して、本研究によって得られた成果を公表した。

報告書

(1件)
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 瑩山紹瑾の永光寺仏殿造営とその意味2008

    • 著者名/発表者名
      野村俊一
    • 雑誌名

      日本建築学会計画系論文集 629

      ページ: 1611-1616

    • NAID

      110006794588

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 中世五山僧と風景の造化2009

    • 著者名/発表者名
      野村俊一
    • 学会等名
      風景史研究会
    • 発表場所
      東京芸術大学
    • 年月日
      2009-01-24
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

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