研究課題
若手研究(B)
滋賀県内の伝統的町家を再考する上で、横向きツシ(表側から二筋目以降の部屋の上部にあり通り庭に開いているツシ)に着目し、横向きツシを持つ伝統的町家に関する研究を行った。文献・現地調査などにより、滋賀県内で計17棟を確認することができ、分析の結果、(1)該当する町家はほとんどが彦根市の旧城下町や街道沿いに立地、(2)横向きツシはその形態からコの字型・一直線型に分類、(3)一直線型よりもコの字型の横向きツシを持つ町家が古い形式と推測される、という結果を得ることができ、湖東地域における伝統的町家の一形式と推測された。
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日本建築学会学術講演梗概集
巻: F-2 ページ: 513-514
日本建築学会学術講演梗概集 F-2
ページ: 513-514