研究課題/領域番号 |
20760450
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
中山 将伸 名古屋工業大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (10401530)
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研究協力者 |
MARTIN Manfred RWTH Aachen University, Institute of Physical Chemistry, Professor
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 機能性セラミックス / リチウムイオン電池 / 電気化学計測 / 第一原理計算 / 格子欠陥 / ケイ酸鉄リチウム / イオン伝導 |
研究概要 |
リチウムイオン電池の正極材料として、資源豊富性に有利な新規鉄ケイ酸化合物Li_2FeSiO_4などの材料に注目した。このような材料は電気伝導性に欠けるため、イオン導電性と電子伝導性現象のそれぞれについて格子内欠陥の精密解析を、第一原理計算と電気化学測定によって行った。その結果、この材料系ではリチウムイオン=鉄イオン=空孔の格子内原子配列が充放電中で複雑に変化する反応であり、その欠陥分布がイオン伝導に大きな影響を与えることを明らかにした。
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