研究課題/領域番号 |
20760457
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
複合材料・物性
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
棚橋 満 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 講師 (70314036)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | コロイダルシリカ / エポキシ樹脂 / ナノコンポジット / 多孔質凝集体 / 分散 / 撹拌 / 熱線膨張率 / ガラス転移温度 / シリカナノ粒子 / 凝集体 / ポリカーボネート / ナノ粒子 |
研究概要 |
分散シリカナノ粒子の表面改質を要しない簡便なトップダウン型アプローチによるシリカ/ポキシ系ナノコンポジットの創製ならびに調製したコンポジットの電子基板実装材料への適用の可能性を検討することを目指した基礎研究を実施した。ナノサイズのシリカゾルを用いて孔構造や強度を制御したシリカナノ粒子凝集体を予め作製し,エポキシ成分を含む有機溶媒と混合撹拌してナノレベルまで凝集体を解砕しナノ分散させる手法を用いて、シリカ/エポキシ系ナノコンポジットを簡便に調製することに成功した。この方法により調製したコンポジットの熱特性として、分散ナノシリカにより熱線膨張率(CTE)が効果的に低下すること、ならびに耐熱性が向上することを確認した。
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