研究課題/領域番号 |
20760471
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
萩原 幸司 大阪大学, 工学研究科, 助教 (10346182)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | β-Ti合金 / ω相 / 疲労 / 疲労軟化 / 単結晶 / 脆化 / 力学特性 / 塑性異方性 / 相安定性 / 応力誘起 |
研究概要 |
一部のβ-Ti合金単結晶に対し交番変形を負荷すると、結晶中にω相が析出するという、極めて特異な現象を見出した。交番変形時の荷重軸を制御し、活動する転位のバーガースベクトルを変化させることで、形成されるω相の結晶方位が制御できることを見出し、変形誘起ω相の形成機構が転位の往復運動と直接的に関連するものであることを明らかにした。さらにこのバリアント制御したω相を含有するβ-Ti結晶の塑性挙動が強い方位依存性を示すことを明らかにし、本性質がβ-Ti合金の脆化機構に強い影響を及ぼすことを解明した。
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